作成日:2001年08月27日、更新日:2002年10月21日 作成:鷹の巣

Windows95/98/Me/NT/2000/XPの標準メーラ(メールクライアント)Outlook Expressの基本設定とオプション設定例を紹介します。


Outlook Expressの設定例

以下の説明では、ルータのプライベートIPアドレス(局所機番)を192.168.1.1とし、
メールサーバーをインストールしたマシンのプライベートIPアドレス(局所機番)を192.168.1.2としています。

メールサーバーのPOP before SMTPとSMTP認証機能(SMTP-LOGIN認証)の両方で使用可能な設定を行っています

Windows標準添付のメールクライアントOutlook Expressのオプション設定を行います。

以下の設定図は、Windows標準添付のメールクライアントOutlook Express Ver.5.50 (6.0)で作成致しました。

1. Outlook Expressの基本設定例

1.1. 表示項目の設定

Windows標準添付のメールクライアントOutlook Expressを起動し、下図の様に「表示(V)」-「表示項目の設定(C)」を設定します。

Outlook Expressのプレビューウィンドウの設定

下図の様に安全上、表示項目の設定画面で、「サイズ」にチェックを入れて、「上へ(U)」ボタンを押して表示の優先順位を上げます。経験上、ウィルスメール等は、このサイズが30Kバイト以上が多い様です。

Outlook Expressの表示項目の設定

1.2. プレビューウィンドウの設定

Windows標準添付のメールクライアントOutlook Expressを起動し、下図の様に「表示(V)」-「レイアウト(L)」を設定します。

Outlook Expressのレイアウトの設定

下図の様に安全上、「プレビューウィンドウを表示する(P)」のチェックをはずした方が良いです。

Outlook Expressのウィンドウのレイアウトのプロパティの設定


2. Outlook Expressのオプション設定例

メールの第三者不正中継を防止している関係上、Windows標準添付のメールクライアントOutlook Expressを起動し、「ツール(T)」-「オプション(O)」を設定します。 POP before SMTP機能(送信前にPOPによる接続認証を行う)にも対応した設定にしておけば、SMTP認証でも使用可能になります。 以下の設定例は、メールクライアントのOutlook Express の起動時に、メールを読み出し(POP認証接続)、いつでもメールの送信を行えるよう設定した例です。

以下の設定図は、Windows標準添付のメールクライアントOutlook Express Ver.5.50 (6.0)で作成致しました。

2.1. 全般タブの設定

Outlook Expressオプション設定の全般タブの設定

起動時に[受信トレイ]を開く(W)には、チェックを入れた方が良いです。起動時にメッセージの送受信を実行する(S)には、必ずチェックを入れます。POP before SMTP機能(送信前にPOPによる接続認証を行う)を有効にしている以上、必ずチェックします。

2.2. 読み取りタブの設定

プレビューウィンドウで表示するメッセージを自動的にダウンロードする(D)には、チェックを入れた方が良いです。

以下の設定図は、Outlook Express Ver.5.50です。

Outlook Express Ver.5.50のオプション設定の読み取りタブの設定

以下の設定図は、Outlook Express Ver.6.0です。Ver.6.0の場合は、下図の様に「メッセージはすべてテキスト形式で読み取る(R)」にチェックを入れます。
参考サイト:@IT:Windows TIPS -- Tips:HTMLメールをテキスト形式で読み出す

Outlook Express Ver.6.0のオプション設定の読み取りタブの設定

2.3. 確認メッセージタブの設定

以下の設定は、ダイナミックDNSを利用している場合の設定例です。

Outlook Expressオプション設定の確認メッセージタブの設定

開封確認を要求すると、送信先のSMTPサーバが送信元(自宅メールサーバ)のメールアドレスのドメイン名(メールアドレスの@より後ろの部分)を確認するからです。送信するメッセージすべてに対して、開封確認メッセージを要求する(R) のチェックは、入れません。念のため、開封確認メッセージを送信しない(N)を選択しています。

2.4. 送信タブの設定

Outlook Expressオプション設定の送信タブの設定

受信したメッセージと同じ形式で返信する(R)チェックは、はずします。これは、HTML形式のメールに対してテキスト形式のメールで返信するためです。勿論、メール送信の形式は、テキスト形式(P)を選択します。

2.5. 作成タブの設定

このタブは、初期設定状態のままで使用しています

Outlook Expressオプション設定の作成タブの設定

2.6. 著名タブの設定

このタブは、初期設定状態のままも良いでしょう。下記の設定は、私の趣味です。

Outlook Expressオプション設定の著名タブの設定

2.7. セキュリティタブの設定(Outlook Express Ver.5.50 の場合)

下は、Outlook Express Ver.5.50 の場合の設定例です。「制限付きサイトゾーン(安全性が向上します)(R)」を選択します。

Outlook Expressオプション設定のセキュリティタブの設定(Ver.5.50の場合)

「自宅サーバー道」の葛飾独歩さんより、有り難いご指摘を頂き、2002年1月13日に設定を変更致しました。

葛飾独歩さんの説明:
スクリプト文を書いたプレーンテキストメールを開くと、スクリプト文中のサイトが表示されます。これのみでは大したことはできませんが、クロスサイトスクリプティングの問題や、クッキー抜き、クリップボードの内容抜き、と言ったものを組み合わせると、深刻な状況に陥れるシナリオは、十分可能です。

左記のセキュリティゾーン設定がどちらに設定してあっても、最終的には、対応するインターネットプロパティのアクティブスクリプトの有効/無効に関わってくるのですが、デフォルト設定では、「制限付き」ならアクティブスクリプトは無効になっている筈ですので、「制限付き」に設定しておいた方が良いと思います。
参考サイト:
Outlook Express 5.5 が Content-Type: text/plain; のメールに書かれている Script を実行してしまう脆弱性

2.8. セキュリティタブの設定(Outlook Express Ver.6.0 の場合)

2002年1月13日に設定を追加。下は、Outlook Express Ver.6.0 の場合の設定例です。「制限付きサイトゾーン(安全性が向上します)(R)」を選択します。

Outlook Expressオプション設定のセキュリティタブの設定(Ver.6.0の場合)

「ほかのアプリケーションが私の名前でメールを送信しようとしたら警告する(W)」を選択します。「ウィルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない(N)」を選択します。

2.9. 接続タブの設定

このタブは、初期設定状態のままで使用しています

Outlook Expressオプション設定の接続タブの設定

2.10. メンテナンスタブの設定

このタブは、初期設定状態のままも良いでしょう

Outlook Expressオプション設定のメンテナンスタブの設定

上記の設定は、私の趣味です。メールクライアントを立ち上げる場合、トラブルシューティングのメール(M)にチェックを入れ、ログファイルに記録されることをお薦めします。

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