作成日:2002年01月17日、更新日:2002年10月09日 作成:鷹の巣

無料の(サブ)ドメイン名を非固定(動的)IPアドレスで、運用するダイナミックDNS更新ソフト Windows 版DiCE (フリーウェア)の設定例を紹介します。


ダイナミックDNS自動更新ソフトWindows版DiCEの設定例

以下の説明では、ルータのプライベートIPアドレス(局所機番)を192.168.1.1 とし、
サーバーをインストールしたマシンのプライベートIPアドレス(局所機番)を192.168.1.2 としています。

以下に示します設定例は、Windows版DiCE(Freeware Version)の場合で、サーバー機にDiCEをインストールしています。 サーバー機がダウンした場合、ダイナミックDNSをオフライン設定にする機能をクライアント機に入れますが、その設定例は、省略します。

「DiCE DynamicDNS Client (自宅でインターネットサーバー)」フリーウェア版をダウンロードし、インストールします。

インストール方法や設定方法は、省略します。詳細は、Diceのヘルプファイルをご参照願います。
以下は、簡単な操作方法と代表的な自ドメイン名とサブドメイン名の設定例を示します。

1. DiCEの起動画面

DiCEを立ち上げると下図の画面が表示されます

DiCE起動画面

ここで、各ダイナミックDNSサービスを選択して右クリックすると、下図の様になります。

DiCE実行前画面

ここで「今すぐ実行」を左クリックすると、選択したサービスが実行されます。同様にして全てのサービスが実行されると下図の様になります。

DiCE実行完了画面

2. イベント(ダイナミックDNSサービス)の追加

イベント(ダイナミックDNSサービス)の追加を行います。

起動画面より「イベント(E)」-「追加(A)」を押します。代表的なイベントの設定例を5種類下記に示します。

代表的なイベントの設定例
サービス名 用途 イベント設定例 備考
zoneedit 自ドメイン名用 zoneedit 設定例 -
miniDNS 自ドメイン名用 miniDNS 設定例 -
DHS サブドメイン名用 DHS 設定例 2002年8月より年間US$5の有料化

3. オプション設定

オプション設定を行います。起動画面より「オプション(O)」-「環境設定(S)」を押します。下記の赤印部分を選択又は入力又は確認します。

DiCEオプション設定の一般タブ設定画面 DiCEオプション設定のイベントタブ設定画面

DiCEオプション設定のプロキシタブ設定画面 DiCEオプション設定のIPアドレス監視機能タブ設定画面

「IPアドレス監視機能」タブの設定は、重要です。WAN側(インターネット側)のグローバルIPアドレスを有しているルータがある場合は、必ず上図の様に設定して下さい。「認証が必要」のところは、ルータ設定画面のユーザー名とパスワードをユーザー名:パスワードの書式で入力します。「スクリプトのURL」は、ルータのプライベートアドレスとルータ状態画面(グローバルIPアドレス表示画面)のファイル名とグローバルIPアドレスの識別文字列を入力します。上記の「スクリプトのURL」は、Lynksys 製ルータの BEFSR41の場合です。他のルータをご使用の場合は、ヘルプのオプション設定にMN128-SOHO、MN128-SOHO-Slotin、CMZ-RT-D2、BRL04、TE4000(TE4100)、BTR-TX4、WLAR-L11-Lの設定例が記載されています。

2002年4月15日harumiさんより、corega BAR SW-4Pの場合は、
「http://192.168.1.1/_SystemInfo.htm@@WAN IP Address:」と連絡受け。

以上の設定が終わったら、「テスト」押しボタンを押し、ルータのWAN側のグローバルIPアドレスが表示されることを確認します

「PING機能」タブの設定は、下図の様に設定します。設定が終わったら、「OK」押しボタンを押します。

DiCEオプション設定のPING機能タブ設定画面(未使用時) DiCEオプション設定のPING機能タブ設定画面(定期実行時)

プロバイダは、無通信状態が長く続くと当然、使用していないと判断して、自動的に切断し、そのIPアドレスを他の人の接続のために確保しようとします。しかし、非固定IPアドレスで、自宅サーバーを運用している場合は、以下の理由で、IPアドレスが変らない様、極力防がなければなりません。

IPアドレスが変らない(自動切断されない)様にする為、自宅サーバーにアクセスがない場合は、積極的にパケットをプロバイダに送出しなければなりません。下記の様に設定すれば、簡単に5分間隔で、pingを実行することが出来ます。

ping先は、ブラウザにプロキシサーバーの設定を行わずにここのTraceRouteをクリックして下さい。一番下に表示されているのが貴方の接続IPアドレスで、一番下から2番目に表示されているのが、pingすべきIPアドレスになります。(貴サイトのルータがpingに反応する場合は、一番下から3番目に表示されているのが、pingすべきIPアドレスになります。)

「テスト」ポタンを押して正常にpingが実行されますと、下図の様になります。

DiCEオプション設定のPING機能タブ設定画面(PINGテスト結果画面)

pingの詳細については、非固定IPアドレス時の自動切断防止用pingコマンド使用例にもまとめております。

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